洗車スポンジ＆ムートン：洗車用品（道具編）

洗車スポンジ＆ムートン

洗車スポンジやムートンなど洗うものに関しての選び方。それぞれの特徴

　洗車に使うもの・・・と言えばまず普通に思い浮かぶのは量販店に売られているスポンジだと思います。皆様は不便や疑問を感じたことはないでしょうか？もっといい物あるんじゃないのかと。

　現在はカー用品店やホームセンターの洗車用品ラインナップも多いところではそれなりに種類が選べますが、そもそも新しいものを選ぶにしてもどのような製品にどのような使い道やメリットがあるのか？

　冒険心のあるユーザーさんは色々試したくなるのでしょうが、恐らく一般的には無難な「黄色いスポンジ」に落ち着くのではないでしょうか？

　私自身が洗車好きになった当初、たまたま使ったスポンジが硬かったのか、コシがあり過ぎて角が立ってしまい、しっかり保持するために結構な力をこめて洗っていました。しばらく使い込むといい感じにヘタるのですが、最初から良い感じのスポンジはないものか？と思っておりました。

　もちろん力を込めてゴシゴシ擦るのが洗車の醍醐味だ！と仰るならば、ヘタったスポンジは使いにくいのでしょうが、弊社の求める洗車スポンジとはコーティング施工した塗装を撫でるように優しく洗えるスポンジです。ボディーの急なカーブ（凹凸）に追従するようなしなやかさです。

　弊社での取り扱いはありませんが、ムートンも素晴らしい洗車アイテムだと思っております。取り扱いではない商品も褒めちぎってしまうと社長に怒られそうですが、素直にそう感じております。

　メリットは製品にもよるのでしょうが、多孔発砲構造をもつスポンジよりも異物を取り込んだ際の除去が容易で、洗って使う用品としてはキチンと乾燥さえさせればメンテナンス性としては思ったより悪くない点です。

　他にはルーフやボンネットなどの面に対しての洗浄効率は良好で、タッチもユーザーが気をつければ優しい部類に入ります。デメリットとしては種類の選択肢が豊富ではない、高額、細かいところやカーブ凹凸面が洗いにくい、と言いますか洗えません。

　マイクロファイバータイプのムートンもありますが、これはムートンに分類していいのか微妙なところです。マイクロファイバーモップという感じの製品もありますが、これに関してはリアルのムートンよりメンテナンス的には大変です。

　実は意外と使い勝手が良いのがマイクロファイバークロス。弊社取り扱いのクロスは中毛・厚手のスタンダードなマイクロファイバークロスですが実に使い勝手がよく、洗車、コーティング施工＆拭き取り、内装の清掃までオールマイティーに使用できます。

　もちろん各用途専用のクロスが必要なので枚数は要りますが、カーシャンプーを含ませて揉むことによって実に豊かに泡立ちます。泡とシャンプー液を含んだクロスは実にタッチが柔らかで、触感が手にダイレクトなので細部まで自由に洗えます。

　デメリットとしてはクロス自体の素材は傷が付きにくいですが、細部の汚れを拾ったときに異物を噛みこむと、スポンジの面で洗う感覚に対し手の感覚で洗うので「指」の部分に集中的に力が働き傷が入ることがあるという点です。（応力の集中）

　他のデメリットとして耐久性はスポンジよりも低いです。破れることは少ないですが、洗車用として使用するには繊維が硬くなってしまったり、汚れが落ちなくなってしまったりします。