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傷つきにくいスポンジの性能

コーティング施工で使った時にボディーへの優しさ、傷付きにくさというものを目で見てわかっていただくための検証画像です。

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スポンジでも傷が付いてしまう理由

 まずスポンジ単体でボディーに傷が付いてしまうことは、素材がウレタンやエステルなどの柔らかい物の場合はまずありません。水垢落とし機能を持ったメラミンスポンジなどでは傷が付きますので絶対に使用しないようにしましょう。汚れに関しても落ちますが、同時に塗装も剥がれます。

 メラミンスポンジは例外として、何故ウレタンやエステルなどの柔らかい素材を使っても傷がつくのか不思議に思われるでしょう。これは素材の表面構造(発泡)の違いによって、異物(砂や取れてしまった鉄粉など)がスポンジとボディーの間に挟まった場合に 「擦れ具合と力のかかり方」 が異なってくるためです。

 実は、「スポンジの柔らかさと傷の付きにくさ」というのは比例しないのです。

同じ素材、同じ発泡、同じ表面構造という条件がそろって初めて柔らかさと傷の付きにくさは比例します。しかしながら普通はそこまで気が付きませんし、販売しているお店すら知らないことも多いのが現状です。

顕微鏡画像による比較

suponji1.jpg

上の画像は弊社のコーティングスポンジの発泡構造。かなり空間が空いており、発泡している「殻」の部分が非常に細いのが分かると思います。この構造が細かく集合しているので適度な弾力とコシにも関わらず傷の付きにくい柔らかいタッチが可能になっています。

suponji2.jpg

 一方他のコーティングスポンジです。発泡したまま割れていない状態であるのが確認できると思います。すなわち表面接地面積が大きく取れ、内部に浸透しにくいためコーティング剤を節約し、ムラなく施工するには好適な素材の状態です。

 しかしながら、接地面積が大きいためウェット状態での施工には向いていますが水分が少ない場合や乾いた状態での施工は非常に引っ掛かり感が強く出ます。

 また、スポンジが柔らかくても、異物を噛みこんだときにダイレクトに押し付けてしまう感触が強くなり、完全に発泡体が割れて空間になっているタイプ(最初の画像)よりも実際に傷が深く入る可能性が高くなります。

検証結果のまとめ

 どちらにもメリットとデメリットがありますので、使用環境や施工する物に適した素材を選ぶべきですが、屋外で施工すれば当然埃も舞っていますし、不意に取りきれなかったボディ上の鉄粉を噛みこんだりするケースは多々あります。

 ボディーへの傷の付きにくさ、タッチの優しさという面では、発泡構造の比較検証の結果から見ても、使った感触からもCPMコーティングスポンジは非常に優れたレベルにあると思います。

 エクスシールドReシールドも容量に対して価格が高額なコーティング剤なので液剤を節約できる素材を第一に考えるべきか?と悩みましたが、結果的に施工のし易さ、汎用性、ボディーへの優しさの総合性能で微細発砲のウレタンスポンジを採用しております。

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド

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