種類とタイプ(Gloss Core)
硬化系ガラスコーティング グロス・コアの簡易解説、タイプと種類について。
■1液硬化系ガラスコーティング グロス・コア どんなタイプ?
グロス・コアは一般的に硬化型、硬化系に分類されるコーティング剤で、1液で常温で空気と反応して硬化物質を生成します。溶剤を使用しておりませんので分散剤や粒子物質を除く被膜転換率は9割以上と純度の高いコーティング剤です。
ガラス系、繊維系とは異なる、本当に硬化物質を形成するコーティング剤になりますので取り扱いに注意が必要です。
以下はホイールコートを硬化させた物質になりますが基本は同じ硬化構造を持ちます。グロスコアの場合は添加している物質がありますので、白くなりますが、放置させると硬化する性質は同様です。
■被膜性質
エクスシールドは超撥水・超滑水型の被膜特性ですが、グロス・コアに関しては水引型の撥水性室を示します。霧吹きなどで被膜上に水滴化した場合は強撥水性質に見えますが、洗車時の濯ぎなどで水を掛けた場合まとまって水が素早く引いいていく様子が分かるかと思います。
本来撥水と疎水は意味的にはイコールですが、よく疎水性と呼ばれるタイプの性質です。低撥水タイプの疎水性とは異なり、水が引くスピードも早い強疎水タイプになります。
■耐久性
実用耐久の公称値は6ヶ月で、エクスシールドなどと同様に設定、記載させていただいております。光線劣化テストなどによる理論値は無機性質を示す被膜なのでほぼ半永久に光沢劣化などの挙動を示しません。耐候劣化促進試験では5年以上耐久しております。
■施工コスト
30gで3~4台を設定しております。霧吹きで加水して薄く伸ばすことで施工性が確保でき、効果も発揮出来ます。コンパクト・ミドルクラスで2代施工できない場合は液剤の使いすぎになりますのでご注意下さい。
使用量が方の場合、ムラなどの仕上げ不良が起きやすく、拭き取りも重くなります。
施工に関してはマニュアルを公開しておりますのでご確認をお願い致します。