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エクスシールド取扱い説明書

製品付属の正規版、取扱説明書ですHP上で参照するかPDF版をダウンロード、印刷してご使用ください。エクスシールド取説最新版PDFはこちらをクリック

すべての警告・注意事項、施工説明を読み理解するまで取り扱わないようにお願いいたします。本説明書の項目を無視した使用方法におけるトラブルに関しては一切の責任を負いません。

警告!(WARNING!)

!火気厳禁

有害なガスを発生する可能性がありますので、火を近づけたり燃やしたりしないで下さい。

!吸入・飲用不可

人体に害があるため吸入・飲用できません。万が一飲み込んでしまった場合は無理に吐かせず医師に相談してください。

!刺激性あり

目や皮膚に付着すると炎症を起こす恐れがありますので、保護眼鏡・保護手袋を使用してください。

注意!

・他の薬剤・溶剤・洗剤とは混ぜないでください。(硬化して使用できなくなります)

・取り扱い後は水でよく手を洗ってください。

・40度以上の高温になる場所(車内など)や直射日光を避けて保管してください。

・力を入れ過ぎて施工した場合、キズの発生する原因となります。優しく塗ってください。

・長期間の保管が出来ないため早めに使い切ってください(目安6ヶ月以内)

・施工はあくまで、個人の責任において行ってください。

・炎天下、直射日光の当たる場所での使用、ボディーが熱い時の施工は出来る限り避けてください。

・子供の手の届くところに保管しないこと。

・定められた使用用途以外に使用しないでください。

■品名

硬化被膜型塗装面保護剤、復元剤 エクスシールド

■成分

オルガノポリシロキサン

■容量

30g(+3g以内) 【※攪拌のための球、内蓋、外蓋、容器の重量を除く内容量表示】

■容器

ポリプロピレン

施工方法~効果を発揮するための施工方法と注意点

使用前

●使用する前によく振ってください。本製品は多層分離型ですので、振った時に「かく拌ボール」の音がする状態で5~10回振ってください。気温が極端に低いと粘度が上がり混ざりにくい場合がありますので、そのような場合はお湯(70度前後)で湯煎してください。(内部に水分が入らないように蓋をしっかり閉めて湯煎してください)

●洗車を済ませた後に本製品を使用してください。油分や洗剤が残った状態で施工すると十分な効果を得られない場合があります。(webページ撥水性能が低い原因を参照)

●本製品は「硬化被膜型のガラスコーティング」です。許容できない汚れなどがある場合は除去・処理してから施工してください。被膜に閉じ込められた汚れは除去困難になります。(アンチリスク除去機能は拭き取り残しの凹凸の破壊性向上であって正常に被膜化した場合は透明硬質被膜であるため)

使用量の目安

・本製品は多様な施工方法に対応しております。推奨する水分を使った施工方法では乗用車で約7~8g、ミニバンなどで10g前後の使用量となっています。非常に伸びがよく、無駄の無い施工が可能なように作られているため、たくさん使っても効果が出ないだけではなく拭き取り性が悪化し、施工失敗時の処理が困難になります。

使用方法1、アフターウェット施工(推奨)

1、 洗車を完了させて、水分まで拭き取ります。乾いた状態から霧吹きなどでパネルごとに水分を加水してからエクスシールドを塗り広げていきます。

この施工方法は洗車後に濡れたままの状態で施工するウェット施工において、コーティング剤施工途中で水分が乾いてしまうことを防止するために考案された施工方法であり、加水する水に純水を使用するとコーティング被膜の安定性を向上させたりすることが出来ます。

2、 直射日光下でも施工可能ですが、個人の責任において施工してください。推奨はしません。塗った場合は時間を置かずに拭き取ってください。(アンチリスク除去機能は有効)

3、 放置時間は基本的に不要です。縦・横方向に確実に塗りこんで頂ければ性能を発揮できます。夏季~5分、冬季~15分、20度前後の気候~10分を目安に拭き取ってください。放置時間が長すぎると拭き取りが重くなります。万が一硬化しても「アンチリスク・簡単除去機能」の性質がありますので研磨剤(コンパウンド)、または弊社専用メンテナンス剤で除去可能です。※コンパウンドで除去した場合は除去した部分に施工しなおしてください。

4、 拭き取りには水で固く絞ったマイクロファイバークロスを使用してください。普通のクロスや水分を拭き取るためのセームなどでは上手く仕上げられません。基本的に使用したクロスはボディー用として再使用出来ませんので弊社では非常に安価にマイクロファイバークロスを提供しております。

拭き取りの際に水を滑水させたい方向に拭きあげると、その方向の滑水性能が若干向上します。これはナノレベルの凹凸になりますが、拭いた方向にストラクチャー(視認出来ませんが溝のようなもの)が出来るためです。

製品特性上確実に知っておいていただきたいポイント

1、本製品は硬化被膜型コーティングです。

蓋を開放したまま放置すると硬化して使用できなくなります。使用中は出来るだけ蓋をこまめに閉めてください。硬化するとノズルが詰まることがあります。最後に蓋を閉める時に液材が出るノズルを拭き取ってから閉めて頂くと硬化した液材の付着が少なくなります。ノズルは取り外して掃除することが可能な仕様です。

2、湿度と熱に反応して被膜を形成します

本製品は湿度と熱によって硬化反応が促進し、完全反応後に超撥水状態に移行します。完全反応までの時間は気温湿度によって大きく異なり、夏場の直射日光下の場合は最短2~4時間、冬季では最大で48時間以上かかることがあります。それまでは超撥水状態に移行しません。

完全反応までの間は水が付着した状態での長期間放置、水分が乾燥するまで放置するような状況は避けてください。部分的に反応が促進してシミになる恐れがあります。また超撥水被膜の形成が不良になります。

3、極端に劣化した塗装への使用

チョーキング(粉吹き・ザラザラ)塗装への施工はお止めください。液材の吸い込みが激しく、場合によってはシミが発生します。塗装が極端に劣化している場合はエクスシールドの硬化結合エネルギーに負けて塗装が割れる可能性があります。使用するときは目立たない場所で試してから使用してください。

4、極低温環境下での使用

反応性のコーティング剤なので水分が凍るような冬季の施工では反応がうまく進まず施工不良になるおそれがあります、気温が極端に低い冬季に関しては日光がある気温が高い時間帯に施工することをお奨め致します。

5、施工後のメンテナンス、洗い方

弊社のメンテナンス剤(Reシールド)以外の研磨剤入りメンテナンス剤などを使用すると撥水構造が破壊され撥水が弱くなります。アンチデポジットカーシャンプーの常用使用は問題ありません。デポジットブレイカーは常用不可であり、短時間使用の場合撥水が回復する方向に向かいますが限界放置時間経過や擦ることによって撥水構造が壊れます。

6、耐久性や持続期間

基材として無機性質の被膜を形成しますので、被膜の残存という意味では数年、もしくはガレージ保管なら十年単位で残存しますが実用域では洗車などの物理的な接触がありますので3~5年程度が平均的です。

 撥水の持続期間は、硬化反応時に形成した「被膜の構造」で撥水していますので、表面構造の変化や破壊状況に比例して低下していきます。ボンネット・ルーフなどで早い場合が2~3ヶ月、サイド部分は6ヶ月程度です。長期間持続した例ですと、ボンネット・ルーフで8ヶ月、サイド部分で20ヶ月程度強撥水を持続しておりました。

 ただ単に(弱撥水を含む)水を弾いている状態で考えると更に長期間撥水していると表現することもできますが、撥水が減退してきた時点でメンテナンスを行うことを推奨致します。

製造元 株式会社スプレモテクニカ CPM事業部
神奈川県横須賀市三春町1-22 TEL046-845-6600 土日祝日を除く10:00~16:00

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド
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