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撥水性能と防汚性能

ウィンドウガラスコート、レインリフレクションの撥水力の傾向と防汚性能に関して。

フッ素&シリコンによるハイブリッド被膜

レインリフレクションの構造基部は SI-F-SI 結合による非常に強固で安定性の高い反応膜を形成しています。この被膜は高い防汚性能と撥水性質を持ちますが、いわゆる「撥水力」を目的とした場合にインパクトに欠ける傾向にあります。

SI-F結合を高密度に活性化させるために高反応の触媒などを利用すると高撥水、高耐久な被膜が得られますが「※高リスク化」もしくは「高コスト化」になってしまいます。

そこでCPMは「反応性シリコン」をハイブリッド化することによって低コストで高撥水な性能を得ることに成功しております。このシリコンは反応性のもので「油分」としてガラスを白化汚染せず劣化した場合でも視界をクリアに保つ事が可能です。

以上がCPMがウィンドウガラスコートをフッ素シリコンのハイブリッド化した理由になります。

※一部のプロ用撥水ウィンドウコートではガラス表面に強力な被膜を形成するためにガラスを侵食する成分が含まれている場合があります。気が付かずに消えないムラや侵食白化を起している場合があり注意が必要です。

反応性シリコンによる撥水傾向

CPMのウィンドウリフレクションはガラス表面と液剤が反応し、ガラス表面に強力なフッ素被膜を得ることでその性質を発揮しますが、反応性シリコンはそのフッ素被膜上に高速で結合し施工初期から高い撥水性能を発揮します。

反応性の液剤なので冬季で施工面の温度が低い場合はデフロスタ(前方ガラス面のヒーター)で温めて施工していただくと良い反応と結果が得られます。

高い初期撥水の状態では自動車の形状にもよりますが中速域40km/h位から雨粒を走行風で弾き飛ばしながらノンワイパー走行も可能です。雨天高速道路では非常に高い恩恵を受けられます。

ワイパー使用頻度によりますが、この状態は徐々に減退しフッ素被膜が持つ撥水防汚状態に移行します。状態維持したい場合は1~2ヶ月ごとに施工をお奨めいたします。フロントウィンドウだけの施工であれば1本で20回程度の施工が可能です。

フッ素被膜の持つ撥水防汚性能に関して

かなり強い結合強度を有していますので弊社の実験検証では平均で6ヶ月程度は持続します。撥水力こそインパクトはありませんが、(反応性シリコンによる)初期高撥水状態が減退してからは長期にわたって同程度の撥水状態を維持します。

またこの期間はフッ素被膜特有の防汚性能も高く雨によるイオンデポジット化、油膜の付着による視界汚染などが非常に起きにくく、ノンワイパー走行を目的としていなければウィンドウコートとして十分な性能を発揮していると言えます。

撥水効果や耐久性を高める

重ね塗りによる効果の向上や高い効果の得られる施工方法に関してはこちらのページを参照。

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド

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