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効果的(裏ワザ的)な施工方法と重ね塗り

ウィンドウガラスコート、レインリフレクションの効果的な施工方法について解説させて頂きます。

特性を理解した効果的な施工方法に関して

レインリフレクションは1液反応型のウィンドウガラスコートです。1液で簡易、かつ反応触媒を過激なものにせず安全に使用出来る反面、高額で高リスクなウィンドウコートや2液性の製品と比較しますと耐久性などが劣る場合があります。

この状態を重ね塗りによって高密度化したり、適切な加熱と放置時間によって反応を安定させ一定の効果向上を狙うことが可能です。

効果向上を狙った施工マニュアル

  1. 油分汚れなどが残っている場合には適切な下処理を行う。
  2. 施工前に水分をしっかり飛ばしガラス表面を40℃~50℃に温める。
  3. 液剤を付け過ぎず均一に塗布する(基本的に施工液がついたスポンジが通過すればOK)
  4. 施工面温度によるが10分~15分放置して反応の安定を図る。
  5. 仕上げを行う。ムラが残る場合は水で絞ったマイクロファイバークロスで面を変えながら仕上げ。
  6. 仕上げ終わったら2~5をもう一度繰り返して重ね塗りを行う。

以上の工程によって被膜の高密度化と安定化が起き、通常の施工より撥水の持続性、防汚効果の持続性が向上します。(単純に倍加するわけではございませんのでご了承下さい。)

一定期間経過後の重ね塗りに関しまして

連続施工ではなく一定期間経過、例えば2ヶ月経過して初期の撥水効果をもう一度体感したいと思って再施工するような場合の重ね塗りの場合に関しても特別な処理は必要ありません。

特殊な環境下に晒されて異物付着や油膜が激しい場合には下処理を行う必要性がありますが、通常の使用環境ならば特別な下処理なしで重ね塗りを行うことが可能です。

施工は上記「効果向上を狙った施工マニュアル」に準じた方法で施工していただいて問題ございません。

ワイパー痕のコート剥離がある場合の重ね塗り

ワイパー使用頻度が高かったり、使用月数が経過しますとワイパーが通ったあとが剥離してきます。この現象はどのようなガラスコートにおいても遅かれ早かれ発生します。

このような場合はガラス研磨剤や油膜取りを使用した下処理から行なっていただくのがベストですが、重ね塗りによって痕跡が目立たない形で修復できる可能性もあります。

ガラスコートを剥離して再施工を行うのはかなりの重労働です。出来れば重ね塗りで納得の行く仕上がり状態が得られるか否か確認したほうが宜しいかと思います。

ワイパー痕が目立つ前に再施工しておくと、このような現象が発生しにくいため、だいたい3ヶ月毎の施工を推奨しております。(実際はそれ以上耐久しますが良好な状態を常に維持するための目安として)

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