洗車傷が付かないように洗車する方法は?
気になる洗車傷。洗車傷がつかないような洗車の仕方はあるのか?その疑問に答えます。
Q,洗車傷が付かない洗車方法(仕方)はありますか?
A,汚れを落とすとき、拭き取るときにに「擦る」という行為がある限り洗車傷をつけない洗車方法はありません
ただし洗車傷ができる原因を要因をしっかり理解して、「洗車傷が出来にくい洗車方法」を実行することによって傷が付く頻度と量を限りなく少なくすることが可能です。
気候や環境
洗車方法指南の手順を実行すれば自然と傷の付きにくい洗車方法が身につきますので、是非参考にしながらアレンジして自分のものにしてください。
リンク先にも記載しておりますがボディーの高温時や風の強い日は洗車を控えたほうがいいでしょう。特に強風の日はボディーの水分が異物付着を促進するため、拭き取りの際にたくさんの砂埃などが乗った状態での拭き取りを余儀なくされてしまい洗車傷の量産に繋がりますので注意しましょう。
カーシャンプーを使った洗車中
まず洗車傷を極力減らすにはどんな時につきやすいのか?ということを理解する必要があります。まず一つはカーシャンプーを使ってボディーを擦るときです。
「洗う」という行為なのでついつい力を入れてゴシゴシやってしまいますが、カーシャンプーを使っての洗車はスポンジで撫でて落ちる程度の汚れを落とす行為で、局所的に加圧して擦る行為は深い洗車傷を作る原因になります。
強くこすらなければ落ちない汚れでもケミカルや手法を変えれば簡単に除去できることが多く、洗車前に見つけておいて対処する、洗車後に改めて対処する、軽微であり短時間で処置が可能な場合に関しては洗車中に処置にシフトするなど柔軟な対応が必要です。
水分拭き取り時
そして一番洗車傷が付くのは洗車でも最終工程である「水分拭き取り時」です。洗車中の加圧は異物があっても水分や洗剤分の潤滑作用で深い傷は付きにくくなっていますが、拭き取り時は水分の膜が切れるため非常に傷が付きやすいシーンになります。
更に「洗車に適した環境」でも解説しておりますが、強風などの悪環境が拭き取り時には非常にマイナス側に作用します。洗車後の水分に強風で舞い上がった砂などが付着し、その状態で拭き取りを行ってしまうことになります。
当然そのような状態で拭き取りを行えば一回の洗車でもかなりの洗車傷を作ってしまいます。
更に上記カーシャンプーを使った洗車中でも同様のことを書きましたが、拭き取り時にも途中で見つけた汚れを加圧して擦る行為にかんしてはかなり深く傷をつけてしまう原因となっています。乾いた状態で異物を引きずるわけですから実は一番このパターンが傷を作りやすいです。
気使いなど
洗車時の洗う順番や、大まかな泥の塊の除去を水圧で行っておくということも日々の洗車の中で行っていれば積み重ねで増えていく洗車傷に対しては非常に有効です。以上で解説した要因原因は簡易的に解説しましたが守ることによって1年後には格段に違いが確信できるほど差が出ます。
洗車傷は積み重ねによるものです。よって積み重ねによって軽減されます。「洗車傷が出来ない洗車用品」というような夢のようなアイテムはありません。
手洗いであっても、洗車機であっても「洗車傷」は必ず付きます。洗車用品は人間が使うものなので傷がつきにくい洗車用品を正しい知識で使うこと、それを積み重ねることが非常に重要です。