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食器用洗剤をカーシャンプーとして使っても良い?

意外と多い質問。食器用洗剤をカーシャンプーとして使用したときのデメリットなどについての質問と回答です。

Q,市販されている食器用の洗剤を洗車に使っても問題ないか?

A,致命的な不具合は出ません。

 人間が素手で触って口に入るものを洗う洗剤ですから塗装にとって致命的な影響が出ることはありません。現に食器用洗剤を使い続けている人もいましたが特に之と言って影響が出ている様子はありませんでした。

Q,錆が出やすいと聞きましたが?

A,確かに油分を分解する能力に特化した部分があると思います。

 よってもしも正確に比較したならば製品によっては錆が出やすいという結果になるかもしれませんが、主で洗浄するのは塗装面ですので大きな差は出ないと思われます。

 またカーシャンプーに関しても希釈濃度や洗剤によっては非常に強い脱脂能力をもった製品も存在しますし、反面食器用洗剤にも種類が豊富にありますので、適した濃度で安全に使用することを心掛ければ「洗うことによって錆る」ということは気にしなくてもいいかと思います。

 それよりも冬場の凍結防止剤を散布した道路の走行のほうが数十倍、もしくは数百倍錆を呼びます。

Q,カーシャンプーを使う必要はない?食器用い洗剤のデメリットって?

A,カーシャンプーの使用を推奨しますが、食器用洗剤の使用がNGというわけでもありません。

 両方使用したユーザー様なら分かるかもしれませんが、正直使用しにくいという感想しか持てませんので推奨はできません。全ての食器用洗剤を使用したわけではないので断言できませんが全般的な傾向として泡切れが悪すぎます。

 コマーシャルで「揉めばいくらでも泡が出る」みたいなのを売り文句にしている商品があるくらいなので想像ができるかと思いますが、スポンジから泡が出続けて洗うのが困難。洗剤分を流しきるのに時間がかかるなどの弊害は出るかと思います。

 カーシャンプーも全ての製品が洗車に適しているとは言い難いですが洗剤が残っていればコーティングの乗りは言うまでもなく悪くなります。

 なぜカーシャンプーがあるのか?という疑問に対し、単に用品店や業者が専用品を売りたいからという理由だけで市場が成り立つ訳がありません。カーシャンプーがカーシャンプーである理由はキチンとあるということです。

Q,ではカーシャンプーを利用するメリットは?

A,第一に使いやすさ、そして車の洗車用に特化した性能を付加した製品がある点がメリットです。

 単純に書かせていただきますと「車を洗う」行為においては非常に使いやすいです。その使いやすさは泡切れもそうですが、「機能性」を付加した製品が数多くあるからです。

 機能-撥水性や艶を付加するシャンプー、水垢を落とす効果のあるカーシャンプー(研磨剤・非研磨剤タイプ)だったりする訳で、それぞれ支持を得ているかと思います。

 弊社の場合は「乾燥時に染み(イオンデポジット)になりにくい+イオンデポジット軽除去」機能を付加したカーシャンプー(AD)です。地味ですが決して環境が良いとは言い難い青空洗車では洗車中の感想で知らずのうちにデポジットがたくさんついてしまっているという事実があり、それらを軽減するための「機能」を付加しました。

 このようにカーシャンプーは食器用洗剤にはない使いやすさと「機能」を付加されているという点ではメリットだと思います。

Q,まとめるとどんな感じでしょうか?食器用洗剤はOK?NG?

 使いにくい部分はありますが、使用すること自体に悪影響が出る要因がありません。泡切れが悪いという点から関連して洗剤分の残留によってコーティングのノリが悪くなってしまったり雨天→乾燥によって染みができやすくなったりする可能性は否定できません。

A,要は使用するときの効率低下ややリスク要因はあるものの、よく水で流して注意して使用すればOKです。

 一方カーシャンプーは食器用の洗剤に比べて割高ですが、洗車に使用するにあたっては泡立ちと泡切れ等の使用感が良いのが特徴です。更にユーザーの好みになりますが「付加機能」を有する製品を選ぶこともできます。

 機能は艶や撥水機能、汚れ落とし性能の強化、リスク回避&低減などがありますので、何を求めるかによって決めましょう。

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド

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