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デポジットブレイカーの希釈使用

 非常に効果の高いイオンでポジット分解除去剤のデポジットブレイカー(以下DB)の希釈使用に関しまして。

DB希釈使用のポイント

希釈使用にあたって行ってはいけない事

 非常に効果が高いため水で希釈しても高い効果を得ることが可能ですが、酸性の液剤なのでアルカリ性の液剤と混合しますと効果が低下します。カーシャンプーや洗剤の中には弱アルカリ性~アルカリ性の製品も多く存在しますので他の洗剤と混合しないでください。

 また塩素系の製品との混合禁止は製品にも説明書にも記載しておりますが、塩素ガスが発生し大変危険なので絶対におやめください。

上手く希釈するには

 なるべく精製水を使用してください。少量ならば薬局やドラッグストアなどで購入できる精製水、他にも使用用途がある場合はホームセンターなどで大容量の精製水を購入することが可能です。

水道水はイオン分が多いので効果を著しく落としてしまいますので避けてください。

 浄水はイオン濾過が出来ない為推奨できませんが、自宅で逆膜厚浸透水などを生成できる場合はイオン交換樹脂が生きているか確かめてからお使いください。

 イオン水浄水器をお使いで、強酸性イオン水の生成が可能な場合はお使いいただけます。アルカリイオン水で希釈されますと、中和されるため効果が著しく低下しますので避けてください。

裏技的な推奨希釈法

 実はアンチデポジットカーシャンプー(以下AD)で効果的な希釈が可能です。ADは「酸性」のカーシャンプーであり、酸性度を低下させずデポジットブレイカーと悪い反応を起こす成分を含まない為、効果的な希釈が可能です。

 希釈倍率は~2倍程度(DB1に対してAD1の割合)くらいがお奨めです。意図的に効果をマイルドにして使用したい場合はもっと希釈してもいいと思いますが、好みで探してみることをお奨めします。

なぜ水道水での希釈がいけないのか?

 酸が結晶体や金属などを溶解することを「イオン化する」といいます。ボディー上に固着したイオンデポジットはDBに溶解されると液中にイオン化されるためボディーから引き離されます。

 しかしながらこういった化学反応を利用している関係で、酸がイオン化できる総量は変わりません。よってもともと金属イオンなどの不純物を多く含む水道水などで希釈しますと、ボディーに固着したデポジットを分解できる総量が減ってしまいますので効果が落ちるということです。

 例えるなら食塩を水に溶かす、これも食塩が水中でイオン化しているといえますが、一定量を超えますと食塩は水に溶け切れずに沈殿することになります(飽和量)

 この現象と同じで食塩をより多く溶かしたい場合は、最初から食塩が解けている「食塩水」は使用せずに真水を使用した方が良い。という考え方と同じです。

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