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手洗い洗車における洗う順番

 洗車を始める時に皆さんはどの部分から洗い始めるでしょうか?そして洗う順番ってあるの?と疑問に感じたユーザーさんもいるでしょう。そんな疑問と悩みを解決いたします。

まずは洗車完成度の要求レベルから

 実は要求されるレベルによって洗車する順番というのは変更してしまって構わないと思います。ただ基本的な流れはありまして、もしかしたら聞いたことがある、洗車をしているうちに気がついたという方もいるかと思いますが上から下に洗うというのが正解です。

 ただしこれはボディー形状や、車種特有の汚れ癖を無視したあくまでも効率重視の基本形です。洗車傷などを増やさないためには一定の工夫が必要になりますので、弊社では以下の方法を推奨します。

汚れ状態の確認

 ミニバンなどが特に多いのですがサイドマッドガード(ドア部分の泥除け)の裏側に非常に泥や砂などの固形物がたまりやすく、最後の水分拭き取り時に巻き込んでしまって洗車傷を増やしてしまうパターンは多くなってきています。

 ということでまずドアを開けてみて最終仕上げで触るであろう場所を確認して、汚れがひどい場合はその部分を最初に洗ってしまいます(濯ぎも推奨)。細かい水分は気にしないし裏側は拭き取らないという方は普通に上から下の洗車方法でOKです。

 これで洗車時の洗車傷をかなり減らすことができます。

 次にボディーで下回りに近い部分、これまたマッドガードやゆず肌塗装になっている下部に近い部分ですね。この部分は通常の洗車方法でいくと最後のほうに洗われるかと思うのですが、汚れが酷い場合は、先ほどと同じ理由で先に洗って固形の汚れは大まかに落としておきます。

 高圧洗浄機が使える場合は使うとベストです。

タイヤとホイールを洗う場合

これもまた人の拘りによって方法を変える事を推奨いたします。

 タイヤもホイールも一緒のブラシで洗う場合は、ボディーの洗車の前に洗うことを推奨します。理由としてはブラシを使用するとボディーに洗浄に使用した洗剤や汚れが細かく飛散するため再度流したり拭き取ったりするのが手間になります。

 ホイールを大切にされているユーザーさんでスポンジで洗うという場合は、タイヤの次に洗う先洗いでも、最後に洗う後洗いでもOKですが、水道の使用が自由な場合は最後に丁寧に洗う順序を推奨します。

ボディーを洗う順番

 やっとボディーの洗車になりますが、基本は上から順にということでルーフ、ボンネット、トランク、ドアパネル、クォーターパネル、前後バンパーというような順番で洗車し、濯ぎに関しても上から下に流していく洗剤と汚れを洗い流す効率が良くなります。

水分が乾燥してしまう問題

 洗車開始時には、まず全体的に水で流して汚れを水分に溶解させやすくする必要がありますので水でよく流すこと。ボディーにかかっているコーティングの性能にもよりますが、浮いた汚れは流れてしいます。

 洗車時にネックになるのは洗車している途中に洗剤や水分が乾燥してしまうことで、実はイオンデポジット(ウォータースポットなどと言われることもあるが厳密には違う)と言われる白い輪状の染みの原因の大半が洗車中やその後に流し損ねた洗剤成分や、ふき取り損ねた水道水の乾燥痕だったりします。

 ということで自宅水道など自由に水道を確保できない洗車好きの方には非常に酷なのですが洗車中に乾燥しそうな場合には散水して乾燥しないようにする必要があります。

 洗車場の高圧洗浄機使用の場合は時間制限がありますので自分の洗うペースとコースを工夫して加水するタイミングを構築しなければならないのですが、一回決めてしまえば意外と使えるコースはあります。洗車場によって独自なので工夫してみてください。

 加えて弊社カーシャンプーは水道水中の固着原因になるイオンを無効化する成分、なおかつ乾燥を遅延させる成分が入っているので、通常のカーシャンプーより、よりリスクが減ります。

直射日光下での問題点の解決

 プロの業者さんで、屋根付き環境では気が付かないと思いますが、大半の洗車好きは屋根のない環境で洗車をいすることを余儀なくされています。

 直射日光を受けて高温になりやすいのは上を向いているパネル、すなわちボンネットやルーフであり気温が高い日などは特に洗ってから乾燥するまでの時間が速効に近いのです。

 ということで濯ぎの順番は上から下でOKですが、日差しの強い時間帯に洗車をする場合は、洗う順番として本来の「上から下」の法則を無視して直射日光が当たっていない部分(乾燥が遅い部分)を先に洗ってしまうのも青空洗車ユーザーの知恵だと思います。

手洗い洗車の順番~まとめ

以上の条件をまとめた手洗い洗車での「洗う順番」は、

1、ドアを開けた内側の部分の拭き取りまで行う場合は、一番最初にこの部分を予備洗車で洗い流します。これによって拭き取り時に傷がつくことを抑制できます。

2、ホイールもタイヤも一緒のブラシで洗ってしまうユーザー様はボディーの前にタイヤとホイールを洗ってからボディーの洗車を始めると効率が良いです。ただしホイールを大切にスポンジなどで洗いたい場合は一番最後を推奨します。

3、ボディーの洗車をします。基本的に泡や汚れを流すときは上から下に流れますので、洗いも濯ぎも効率だけを重視すると上から順番が基本ですが、直射日光の影響で早期乾燥が予想される場合は日光が当たっておらず乾燥が遅い部分から洗い始め、濯ぎは日光が当たって乾燥が早い部分から濯ぎましょう。

これによって洗車時のイオンデポジットを抑制し、洗車による二次災害のリスクを下げていつまでも綺麗な車に乗ることができます。

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