レインリフレクションの使い方
安全確実に施工していただくための基本マニュアルです。ウィンドウガラスコート剤レインリフレクションの施工詳細、使用上の注意点など。
レインリフレクションの詳細施工マニュアル
1、下地処理
ガラスを絞ったマイクロクロスなどで綺麗にしてそのまま施工することも可能ですが、汚れが著しい場合はしっかりとした下地処理を行うことによって効果を最大限に引き出せます。
ガラスの下地処理に関する製品はCPM製品では2012年12月現在のラインナップではありませんので市販品などをご使用ください。(脱脂や軽度の汚れ除去にはアルコール系脱脂処理剤が使用できます。)
特にシリコン系のガラスウィンドウコートの残り、油膜が激しい状態では性能を十分発揮できません。使用する製品は軽度の場合「油膜除去剤」重度の汚れに関しては成分に酸化セリウムなどを含む「ガラス研磨剤」を使用して下処理を行ってください。
2、施工用具の準備
CPMの背面パッド付きスポンジのハーフカット(付属)と半分に折ったティッシュペーパーを準備します。以下の画像参照。
3、ガラスの状態を整える
ガラスの施工面の水分は完全に飛ばした状態で施工開始してください。また冬季などで気温が低い場合は車のヒーターを利用してガラスを温めると効果的です。
4、レインリフレクションを塗布
2で準備したティッシュ巻き付けスポンジの施工面(オレンジ色のパッドの方を推奨)に液剤を少量取ります。滴るような状態は液剤を付け過ぎです。
ガラス面に万遍なく塗布し、放置します。暑いときは液剤がすぐに蒸発するため施工出来ていないような感覚になりますが、液剤のついたスポンジが一往復していれば施工は完了しています。濡れるまで何度も施工すると液剤の無駄になります。
大きなフロントウィンドウで5ml、ドアガラスで3ml程度の使用量目安です。
5、放置時間について
反応をさせるための放置時間ですが、ガラス面温度40℃以上の場合5~10分、20~40℃の場合10~15分、20℃以下の場合は15分~20分放置します。この時間はあくまで目安です。
例えば冬季に5分程度しか放置せず仕上げを行っても一定の性能は得ることが出来ます。ただし放置中、施工中にガラス面が結露、凍結するような状況では全く効果が得られない場合があります。
6、仕上げ
規定の時間が経過しましたら水で硬く絞ったマイクロファイバークロスなどで斑がなくなるまで拭いて完成です。下地処理放置時間を除いた作業時間はほんの数分です。
斑が取れにくいと感じた場合はアルコール系脱脂処理剤などを使用すると手早く斑が取れますが、絞ったマイクロファイバークロスだけで問題なく仕上がります。
※参考
下地処理は最初に行ってしまえば以降、ガラスの汚れが極端に取れなくなるようなことは少なくなるため手軽に再施工することが可能です。
■使用可能なもの、使用できないもの
自動車のガラス全般。ミラーなどにも使用できます。ガラス表面を侵食しません。
ゴム、プラスチックなどの樹脂パーツ、革や布など染み込む素材、塗装面には使用できないので絶対に使用しないでください。