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Reシールド(リ・シールド)

Reシールドの効果を最大限発揮し、安全に施工していただくための施工マニュアルです。御覧になってから施工してください。

Reシールド詳細施工マニュアル

1、用意するもの

Reシールド、目の細かいスポンジ、マイクロファイバークロス、霧吹き(汎用品でもOKです)

2、施工準備について

 本製品はメンテナンス剤ですが硬化被膜型ガラスコーティングです。1液で常温硬化し、荒れた面を整える・汚れを除去する・古い被膜をリフレッシュすると同時にエクスシールドと同質の無機に近い硬化被膜を塗装上に形成します。

 メンテナンス剤なので軽度の汚れ、イオンデポジット等は簡単に除去できますが鉄粉や酷いイオンデポジットなどは除去できない場合があります。そのような場合はダメージに適した処置を行った上で本製品をご使用ください。

Reシールド特有の注意点

 本製品は研磨剤入りのメンテナンス剤です。研磨力に幅を持たせるため高硬度の研磨剤を配合しており、更に使用中に徐々に研磨粒子が分散し美しい塗装面が得られるように粒子形状と粒子径等も綿密に計算して作っております。

 製品の仕様上、背面付きのスポンジ等で部分的に加圧研磨しすぎると傷が残ってしまう場合がありますが、弊社の研磨材料は最小粒子径が0.2μmということでソリッドブラックにも対応できる仕様です。

 傷の目立ちやすいボディーカラーは、必ず加水し、滑りが良い状態でスポンジが少し凹むくらいの加圧から徐々に力を抜いていき、スポンジの摩擦のみで磨きあげるように使用すると非常に美しい塗装面が得られます。この方法でヘッドライト樹脂やバイザーなどもメンテナンス&コートすることが可能です。

※指や背面パッドを押しつけるような加圧はしないで下さい。淡色車では傷が確認出来ないと思いますが、実際に加圧しすぎるとクロスやスポンジだけの影響でも傷は入ります。

3、施工(推奨方法)

3-1、加水・加湿

 霧吹きで施工する1パネルを湿らせます。水が垂れるほど吹き付ける必要はありません。水は施工補助剤として働くため、表面がうっすら湿る程度が適量です。(目安としてドアパネル1枚で3~5プッシュ程度。

 Reシールドはメンテナンス剤につき部分施工を主目的としています。よって範囲が狭ければ洗車後に濡れた状態のまま部分施工し、そのまま拭き取りを行うと手軽で簡単です。

 ただし硬化型であることを忘れずに、施工した後は速やかに拭き取って仕上げる必要があります。

3-2、使用スポンジ

 小さく切ったスポンジ(厚さ20mm、幅・長さは50~100mm程度)を使用して施工をします。大きなスポンジは施工性が悪くなり、液材の吸い込みが多いためコーティング剤のロスが多くなりますのでお勧めできません。

 本製品は液剤のほとんどが有効成分であり希釈して容量を多くしたり、施工した後揮発する成分がほとんどないため収縮もしません。よって液材を無駄なく使って頂きたい、更に細かい部分も施工忘れがないように小さなスポンジを強く推奨致します。

 用意するスポンジは市販のワックス・コーティング施工用をカットしてお使いください。なお一度施工に使用したスポンジは、時間が経過すると硬化しますので再使用できません。そういった意味でも切断して数回使用する事をお奨め致します。

3-3、使用量の目安

 軽いメンテナンスで全体的に使用したい場合、液剤はドアパネル1枚で3~4滴あれば施工できます。弊社テストピースの大きさが400mm×400mmですが1~2滴でも施工可能です。滑りが悪い部分は霧吹きで加水して作業してください。

 部分使用の場合は少し多めに使用して研磨力を高めると汚れや固着物は取れやすいです。

3-4、使用のコツ

 市販品でいうところの0.5μmクラスの超微粒子研磨剤と材質、粒子径、比重の異なる3種のファインパウダー等を分散させています。更に超高硬度粒子なので加圧減圧によって研磨力のコントロールの幅が大きく、少し加圧して擦る→減圧しながら擦る、という施工方法で非常に美しい塗装面を得ることができます。

 減圧しながら(スポンジの摩擦だけで磨くような感覚で)磨くと自然に微粒子が切れて拭き取り性が向上する設計になっております。

3-5、施工範囲・放置時間

 全体的に施工する場合、施工範囲はパネルごとを推奨します。例としてドアパネルを施工したら、ドアパネルのコーティング剤を拭き取るというように、パネルごとに作業工程を完結させるような施工方法が拭き取り忘れやタイムオーバーによる固着を防止する有効な手段です。

 部分施工の際も、施工したら放置時間等は特に設けず拭き取り工程に移って完了させてから、他の部分の施工を行ってください。

3-6、拭き取り

 拭き取りはマイクロファイバークロスを使用してください。通常の布やセーム革などでは上手く拭き取ることが出来ません。

 減圧しながら施工した場合、微粒子も液材も自然と切れてきますので乾いたクロスでも拭き取りは容易ですが、水で固く絞ったクロスで拭き取った方が確実です。

4、施工中の注意

※施工中は長時間容器の蓋を開けっ放しにしておくと硬化反応が促進し、容器内の液が硬化する可能性があります。

※容器のノズル付近は硬化が早いので硬化した欠片を施工スポンジに付着させたまま施工しないように注意して下さい。

※蓋を閉める時は容器ノズルを拭き取ってから閉めてください。そのまま閉めますと次回使用時にノズル付近に硬化した欠片が付着している可能性があります。硬化してしまった場合はティッシュなどで簡単に取れますので除去してから使用してください。

※ノズルが詰まった場合はノズルを取り外して、楊枝や針のようなもので除去してください。ノズルを外さずに除去すると硬化した破片が液材中に混入して傷の原因となります。

※絶対に拭き取らないまま放置しないで下さい。本製品は「硬化被膜型」です。ワックスやポリマーコーティングとは全く異なる性質を持っており除去が困難になります。

5、使用範囲・使用可能なもの

 施工、使用できる推奨素材は自動車塗装、樹脂部分(ヘッドライトレンズ、バイザーなど)、フロントウィンドウ以外のガラスです。

 超微粒子なので影響は少ないですが研磨剤を配合しておりますので、研磨不可能な部位には絶対に使用しないで下さい。例:ゴム部品、未塗装樹脂部分、メッキパーツ(メッキパーツは実際には使用できますがメッキが傷んでいる場合にダメージを悪化させる可能性あり)

 レンズなどの曇りを取って同時にコートする復元能力に関しては非常に優れており、除去+コーティングという面でエクスシールドを凌ぎ最高峰に位置する性能を発揮します。

 安全上の性能が確保できないという理由で非推奨な部位はフロントウィンドウです。フロントウィンドウは汚れ落とし+高い撥水効果が得られ、普通に使用できますが検証の結果、他のガラス撥水剤の方が適しています。

 密着性に関しては塗装面◎、ガラス◎、レンズ類樹脂〇、他部位には使用しないようにしてください。

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド

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