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分離・撹拌球に関して

撹拌するためのボールが入っている理由、疑問に関してお答えいたします。

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硬化型ガラスコーティングに撹拌球?

 取扱説明書にも記載させていただいておりますが、エクスシールドReシールドには成分を撹拌するための球体が入っており、ユーザー様には使用する前に成分の撹拌を促しています。

 硬化型ガラスコーティングになぜこのようなものが?疑問に思う方も多いと思います。

 理由はただ一つ。アンチリスク化のための成分の撹拌のみです。放置しておくと分離していくことが確認できるかと思いますが、アンチリスク化の為のファインパウダーは液剤よりも比重が重く下層に沈殿します。

 全く撹拌せずに使用しても正直に申し上げまして効果は変わりありません。しかしながら拭き残した場合においてアンチリスク機能が働かず非常に除去困難になります。

 分散性の向上はかなりの研究をしましたが、本製品は石油系溶剤を使用していません。そのため溶剤に頼らない分散と撹拌方式で対応しています。

 石油系溶剤を使用せずこれ以上分散性を高めるとなると硬化被膜の物性に影響が出るため現状の形態が考えうる中で最良という判断をしております。

分離について

分離しますが、使用期限を過ぎて長期間保管した場合や、開けたまま外気にさらした場合を除いては撹拌できなくなることはありません。沈澱している物質が多く感じるかもしれませんが、凝固を防ぐために多種・多比重・多粒径のファインパウダーを用いています。

 更に粒子はエクスシールドベースコートに包まれるような形で浮遊していますので、沈殿はしますが凝縮はしません。凝縮は液剤自体の硬化が進んだ場合に発生します。

凝縮した場合の分離面積はパウダーと液剤が1:4または1:5程度程度になるはずです。外側から確認して分離している面積が、その位になっている場合は硬化が進んで凝縮している可能性があります。

Reシールドについては

Reシールドに関しましても同様にアンチリスク化のためのファインパウダーが入っています。更にアルミナも比重的に下層に沈殿しますので撹拌するための球が入っています。

エクスシールドと異なってしっかり撹拌しないとメインの機能であるメンテナンス機能が働きませんのでよく振ってご使用いただければと思います。

超撥水、超滑水ガラスコーティング エクスシールド

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